【答え】【保存版;換気にまつわるワンポイント講座】つき
ダクト内の凝縮水(排気内の水分)が
経年劣化に伴う配管接続不良により
その接続部分より結露で溜まった凝縮水が
染み出して室内へ漏れ出してしまった状況です。
<短く動画にまとめましたのでこちらをどうぞ>
【換気にまつわるワンポイント講座】
外壁に接続するダクトですので
寒い時期は冷気が伝わり
外壁に近い部分の天井内では、換気扇が停止時に
ダクト内部にガラリより冷気(外気)が侵入して
ダクト外面に結露が生じることがあります。
ヒートブリッジ(熱橋)による外部(外側)結露防止も
きちんと考えられており
外壁から2m程度まで断熱が施工されておりました。
っが、しかし・・・です。
浴室内は、室内よりも高温かつ100%近い湿度があるので
寒い時期は換気口付近ではいっきに結露化します。
排気ダクトの断熱を行なってもダクト内部の結露は防げず
換気を充分におこなうことが必要です。
対策としましては~
1)排気ファンはすぐに停止しないで、連続運転をおこなう。
2)浴室換気スイッチセット(タイマー付のスイッチ)に交換し
残留運転可能とする。
3)定期点検は必ず行い、必要に応じて換気ダクト清掃をする。
<この3点は押えておきましょう!!>
*結露で誘発されるカビやダニそして最近注目のPM2,5による
「シックハウス」を引き起こす可能性も潜みます。
**ダクト内部のホコリは清掃しませんと溜まる一方ですし
錆びついて動かなくなっているダンパーにも気が付けません。