2015年12月31日木曜日

結露漏水でしたぁ~!!



古いコンクリート建築物特有のクセ?でした






キッチン裏コンクリート面の結露






キッチン裏コンクリート面の結露






キッチン裏コンクリート面の結露






水圧テストを行いましたが水圧は下がらず

他に原因があるかもしれない為

斫り(注1)工事を行いましたが

その結果は・・・

コンクリート面だけが濡れていました。


以上の事から結露による漏水と考えられます。

斫り部分も含め全てを復旧して

ご依頼主に説明をして終了です。


築45年前の建物では

防食もあまり考えてられてなかったようですが

コンクリート面からの結露漏水も同様です。


今の建築ではこの様な事はまずありませんので

心配には及びません。

きちんとした施工がされていますし

されていると考えたいですので・・・。


(注1)工事現場などでコンクリート製品を削ったり、
切ったり、壊したり、穴をあけたりします。
その作業全般を通称 『はつり』 といいます。





2015年12月30日水曜日

外壁からの漏水



外壁からの漏水テスト






今回は外壁からの漏水調査です

散水テストにより下階への漏水調査です

様々なケースがあります

台風のような雨、深々と降る長雨、ゲリラ豪雨

今回の散水テストでは漏水箇所の特定までとは

至りませんでしたが

蛇口の廻りに隙間がありそこからの侵入も考えられるため

経過観察していきます。



2015年12月29日火曜日

雨水管亀裂による水漏れ



雨水管もやはり経年劣化します。






<雨水管工事前>



経年劣化により雨水管に亀裂が入りました

塩ビ管は経年劣化により

10~15年程で全長4メートルのものが

1~10ミリ程短くなります。


環境にも左右されますが陽に当たり温かくなり

夜になり冷たくなりの繰り返しで劣化していきます。


塩ビ管のノリ付けが悪いときは継ぎ手からパイプが抜けてきますが

この場合は雨水管に多少のゴミ(チリ、砂等)も流れますので

雨水管の縦管が他の所と比べてかなり汚れてきます。






<撤去後>






<新規配管交換中>






<新規配管交換後>



今回は、地上5階部分にて

この様な施工になりました。




2015年12月28日月曜日

ミニキッチン蛇口本体からの水漏れ



トリセツチラシが無料で置いてあるところも・・・






このタイプの蛇口は、単純な造りの分

パッキン交換をすれば、長く使える仕様です。






三角パッキンの不良と思われますので交換します。






やはり三角パッキンの経年劣化によるものでしたので

この様にごく簡単な工事?になります。






5分もかからず、作業完了です。

パッキンの交換方法は意外と簡単ですので

ご自身でチャレンジなさってみられても構わない範囲です。


ホームセンターではこれらの施工方法の詳細が載っている

トリセツチラシが無料で置いてあるところも少なくありませんので

蛇口部分の写真を撮り

もしもメーカーや品番が分ればメモをして

担当の方に尋ねてみるのも手です。


何はなくとも、パッキンは10年を目安に交換しましょう。





2015年12月27日日曜日

湯沸し器付近給湯管ピンホール漏水



銅管から「プシュ~!!」






床開口調査前






漏水調査中






見事なピンホール漏水






漏水箇所です (大変小さな穴です)






床下水抜き作業






床復旧後


この様に老朽化が進むと目に見えない

床下での漏水事故が起こり得ますし

大変言い辛い話ですが上の写真の様に

無理な配管に因る銅管へのストレスもあったのではないかと思います。


経年劣化による物は仕方のない事かもしれませんが

リノベーションをお考えの方はこの様な事故があるという内容を

踏まえて頂き、設備をも考えて工事を進められるようご検討ください。










2015年12月26日土曜日

熱帯魚の水槽で大惨事②



水槽の水は既に漏れ切り、成す術は為し






水槽を置かれているお部屋から床下に流れ

そこから広がり下階ではキッチンの天井から水が落ちてきました。



もしも、突如として皆さんのお宅でこのような事故に

出くわしたとしましたらどうなさいますでしょうか?



実際、下のお宅では

鍋やヤカン、ボールなどを置き、落水の対応をなされていたようですが

それが、水槽からの水と知り複雑な心境にもなります。






天井のダウンライトや煙探知機からの落水が多かったようです。






下階のお宅の天井ボード、クロスの交換

ダウンライト、煙探知機の交換等

保険適用で修膳出来るのかが懸念されるところです。

2015年12月25日金曜日

熱帯魚の水槽で大惨事①



立派な熱帯魚の水槽の水が勢いよく・・・






現場に着くとその立派な水槽の水は既にありませんでした。






水槽のデザイン上なのでしょうか、クリーニングの循環システムは

水槽下の引き戸の中に仕舞われております。






循環装置全体像ですが

ここで何があったか、もうお分かりですね・・・。

所々、バンドがされていませんので

これもまた循環ホースの経年劣化により

ホースが外れて水槽の水が噴き出ていたようです。




下階のお宅からの連絡で気付かれたようですが

時すでに遅しで多大の被害が出てしまう事になりました。

②へ続く
















2015年12月24日木曜日

浴室蛇口劣化による漏水



最近は温度調節のできる蛇口が主流です






ユニットバスと蛇口の隙間から漏水






フレキ管を伝わり落水しています






お客様のご要望でサーモスタット(温度調節のできる蛇口)に交換

お客様に合わせた施工をモットーに

2015年12月23日水曜日

下階への漏水事故



下階へ落水するまで気付けませんでした






下階では天井からの落水でクロスが剥がれました






原因は洗面所のシャワーホースの経年劣化によるもので

水受け用ポリ容器から水が溢れ出てきています。


手前に荷物が沢山置いていたため

水漏れにも、気付けなかったようです。


シャンプードレッサー等シャワー水栓は

10年程経ちますとホースに穴が開き水漏れを起こし易くなりますが

これも経年劣化といえます。


ホースのみの交換もできますがその際メーカー名、品番が必要ですし

また全体的に劣化も進んでいますので

ホース以外の部分からの追漏水も考えられますので

10年を境に蛇口本体の交換をお勧めします。

2015年12月22日火曜日

洗面排水トラップ脱落



ベランダ・スペース内




洗面排水トラップパッキンの経年劣化による脱落

パッキン交換にて修理完了です。








2015年12月21日月曜日

洗濯機排水詰りによる漏水事故例


このドロドロが思わぬ事故の元となります





埃と洗剤でドロドロに






排水トラップもこの様になります






汚いのであまりお見せする様な物でもありませんが・・・






この排水により下階のお宅が事故現場となりましたが

ご覧の様にクロスが剥がれてしまっています。






下から見上げるとこんな感じです。






トラップの清掃






トラップの清掃後

このマンションでは1年に1度、全棟で排水管清掃を行っていますが

こちらのお宅では毎年留守の為、清掃が出来ていなかったようです。



住まわれて2年程との事ですが

こちらのマンションに住まわれてからご自身でも

排水管清掃を行われず終いとの事でした。



排水管清掃はライフラインを守る大切な作業の一つとなります。


この様な事故が起こるのは

ワンルームが最も多く

次いで共働きの家庭のお宅が多いようです。


この様な事故は少しの意識転換で防ぐことが可能です!


平日に全棟排水管清掃をされる事が多いわけですが

後日排水管清掃をされていないお宅の為に

わざわざ予備日を取って排水管清掃を行う事もありますので

積極的に関心を持たれるのがベターです。


被害宅だけでなくお客様も嫌な思いをされない為に

業者が入る全棟排水管清掃時の時間調整は勿論の事


年末など機会を設けてご自身でもなさってみられるのが

転ばぬ先の杖です。





2015年12月20日日曜日

トイレ排水管漏水

 
何故なのかお判り頂けますでしょうか?
 





オーナー様が仮補修でビニールテープを巻かれていたようです。






現在は水漏れしていない様です。






パイプを切断し配管内部を確認します。



差し込み不良、ノリ付け不良が見受けられます。


配管内部を見ると、とても綺麗な事からも

ここ最近1,2か月以内にある施工業者が工事をされたものの様です。

(注;3か月もしますと内部は大変な汚れとなります)


自戒の念も含めてですが、人間のすることゆえ100%は望めなくとも

もう少しクオリティの高い施工を望みたいものです。






新規配管後の様子。

2015年12月19日土曜日

湯沸し器本体からの漏水事例



湯沸し器も消耗品です・・・






湯沸し器本体から漏水しています。






こちらの湯沸し器は設置して15年ほどです。






今回はお客様からのご連絡で

パイプスペース内より少しづつ

水が流れ出ているとの事で伺いました。


パイプスペースの扉を開けると

この様に経年劣化が見受けられます。


湯沸し器本体からの漏水ですので

品番をメモしメーカーさんに連絡を取って頂く段取りをし

お客様ご本人と直接打ち合わせをして頂きました。


今後、メーカーが早急の対応をする事になります。


2015年12月18日金曜日

上階からの漏水でした



定点観測のポイントを押さえておきましょう!






キッチン吊戸棚からの漏水です






吊戸棚内も結構濡れておりますが、外へ漏れ出すまで

なかなか気付かない事もあります。



しかし、気付いた時には皆さん唖然とするわけで

だいたいの場合、知識も情報もありませんので

「どういうこと?!?」となり

続いて

「何でうちだけが…」となります。

しかし、これらの漏水事故はごく頻繁に起こっております!

そして次は

「あなたのお宅かも知れないわけです」


そうならないためにはこのブログを丹念にご覧いただき

定点観測のポイントを押さえておきましょう。






キッチン横壁面クロスからも漏水しています。



上階床下で漏水した水が広がり拡散したと考えられます。

この場合ほぼほぼ上階台所からの漏水が疑われますが

実際に調査をしてみなければ断定は出来ません。

こちらは上階の方が留守の為、後日対応となりました。


2015年12月17日木曜日

共用部分の雨水管破損事例



割とよくある事例です。





立体駐車場横雨水管の破損は何故起きたのか?

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駐車場を利用なされている方が誤って車をぶつけてしまったとの事です。



これは仕方のない部分もある感じです。

何せ車止めも有りませんし下側だけ膨らんで

出っ張っておりますのでこのままですと直しても

また起きかねませんのでその部分も含めての

ご提案がベストとなります。