2016年1月31日日曜日

上階からの漏水②




本当に様々な漏水事故があります。







ワンルームマンションにてキッチン蛇口からの漏水事故でした。






キッチン蛇口から漏れた水がコンロの方に流れていき

下階の天井へ落水していました。







蛇口本体からの漏水事故でしたが

水は、少しでも流れやすい方向に流れていきます。


今回は、コンロの脇からキッチン下へ伝わり

その水がコンクリートを通って

下階の天井へ・・・。


本当に様々な漏水事故があります。



2016年1月30日土曜日

ユニットバス裏給湯管パッキン不良による漏水事故



温度差があるほど負担は大きくなるわけです。






下階天井からの落水現場






下階天井からの落水現場アップ






ユニットバス裏給湯管パッキン不良による漏水でした。







浴室に給湯用のリモコンはありますでしょうか?

それは何度でご使用ですか?


60度でしょうか?


実はこの使用温度が大変重要となります。


少しイメージを膨らませて頂きますと、簡単なことが見えてきます。


蛇口一つをとりましても

その中には、プラスティック製品、ゴム製品等

様々な細かい部品が使用されており

その内部部品が経年劣化していきます。


また配管材も「熱くなり、冷やされる」の繰り返しになります。


当然、温度差があるほど負担は大きくなるわけです。


ですので、なるべくでしたら

普段使いは45度位での使用をお勧めいたします。



2016年1月29日金曜日

ユニットバス貫通部からの漏水事故



ガタツキは、漏水事故に繋がる第一歩


                                  


                                   



ユニットバス貫通部からの漏水事故






蛇口内三角パッキンの経年劣化による物






蛇口内三角パッキンの経年劣化が原因で

水が蛇口の付け根の貫通部分から入り込み

ユニットバス裏側への漏水事故となりました。


蛇口のガタツキには注意しておいた方が無難です。


ユニットバスにかかわらず洗面器やキッチンでも注意が必要です。

蛇口のガタツキは、漏水事故に繋がる第一歩で

その隙間から水が侵入して漏水したり

ガタツキにより給水管給湯管のつなぎ部分が緩み

そこからの漏水事故に繋がるケースが多いようです。




2016年1月28日木曜日

給水管メーター廻りの配管工事①



あるがままをお見せ致します。






給水管メーター廻りの配管工事です。






やはり配管内は錆による老朽化が進んでいます。






配管工事後の様子です。

②へ続く





2016年1月27日水曜日

またまた追加工事の通気弁



季節柄出てくる問題です。






作業前






新規通気弁

火災時空気がシャットアウトされるようにな仕組みになっています。






新旧通気弁






取り外し後






新規取り付け

これで更に安心です。




2016年1月26日火曜日

キッチン裏給湯管ピンホール漏水



それはやはり言い過ぎですね。






キッチンを取り外し漏水調査です。






給湯管ピンホール漏水部分

本当に針先くらいの水が勢いよく吹き出しています。






経年劣化によるものです

読者皆さまのご自宅は、築何年でしょうか?


30~10年前位に多く使われた管材(銅管)です。


現在は、ポリブデン管が主流で使われています。

メーカーさん曰くポリブデン管の出始めた時には半永久的に使用できますと

言われていましたが・・・それはやはり言い過ぎですね。


現実には漏水しているのも事実で継ぎ手の劣化も起こりますが

施工の不良もあります。

差し込み不良、配管をきつく曲げての施工や

ためらい傷(パイプをカットする際に間違えたり,刃を当てて小さな傷を付けること)

様々あります。

オーナー様にその内容をそのまま伝えられない事もしばしばで

そこの管理会社がマンションを建設主の場合もあり事情は複雑です。

お客様が住んでおられる中での作業ですので大変気を使います。








2016年1月25日月曜日

洗面化粧台下給湯管漏水事故②



ご好評いただいております・・・






給湯管切断作業後






新規配管後保温作業






新規配管後保温作業






今回漏水した給湯管






<化粧ベニヤにて仮補修>



緊急作業が多い為この様な施工になることも少なくありません。


お客様の予算によっては洗面化粧台下

床面の交換を致しますが

下地にタルキ(木材)を入れてありますので

多少の物は載せられても問題ありません。




目に見える所を開口するのではなく

洗面化粧台下やキッチン下等、扉を閉めれば

見えなくなる所からの調査を心がけていますゆえ

ご好評いただいております。





2016年1月24日日曜日

洗面化粧台下給湯管漏水事故①



大方の見立てがビンゴです






洗面化粧台下開口調査






さらに、洗面化粧台下開口調査






引き続き、洗面化粧台下開口調査






保温材の撤去






<大方の見立てがビンゴ>

給湯管ピンホール漏水発見!です。

やはり経年劣化によるものでした。

②へ続く




2016年1月23日土曜日

雨水管復旧作業②



雨水管とて微妙な角度が重要です






金属パイプではありませんが

そこそこの重さにはなりますし

長年使用し続けるわけですので

塩梅のよさそうな所で支持金物による固定をします。






作業後






水平器による勾配確認にて完了となります。


人間ですので様々な失敗はありますが

注意していれば防げる失敗も多々ありますし

現場での作業は、その失敗を治しに行く身ですので

失敗は許されません。


気を引き締めて日々の作業に臨みます。



2016年1月22日金曜日

雨水管復旧作業①



雨水管がすっぽ抜け落ちました






作業前

のり付け不良と支持金物の不足の為

雨水管が外れてしまった様です。






別の角度から






支持金物用のアンカー打ち






支持金物による固定をします。

②へ続く



2016年1月21日木曜日

排気口からの漏水は長さに比例します



排気管の長さに比例して
起こり得る漏水事例






この時期に起こりやすい事例です。


冬場お風呂を使うと湯気が出ますが

換気扇の使用時間は気にされておられますでしょうか?


なかには使用後に止めてしまう方もいらっしゃるようですが

浴室、ユニットバス等排気管の長いお宅(お風呂からベランダ、玄関まで)は要注意です。


その仕組みは至って単純で

湯気が排気される際 外の冷たい空気と触れ

また排気管(スパイラル管)が冷えきっている為

管の内側に結露(水滴)が出来ます。

1日2日では問題もあまりありませんが(スパイラル管はブリキ板の為錆びます)

1ヶ月2ヶ月と経つにつれて水滴が溜まってきます。


そして、これがお部屋内の天井裏に配管がされている場合

その繋ぎ目、継ぎ手等から落水し始めます。


何時落水するかも予想は尽きませんし

いざ落水するとなりますとそれは「急に起きてしまう」

という事になりますので扱いが厄介です。

ですので、換気扇を回す際 各お宅で差はありますが

2~3時間は換気扇を回してほしいところです。


浴室の裏がすぐ外壁のお宅は室内の湯気がなくなれば大丈夫ですが

通気管の中に溜まってしまった水はなかなかなくなりません。


お客様によっては24時間回しっぱなしというお宅もあるようです・・・。





共用廊下に落水している一例です。








2016年1月20日水曜日

共用排水管経年劣化による漏水



いっぺんに水を流されますとアウトです。






排水管の破損事例です。






排水管の破損部分をアップでどうぞ。


見積り後、交換工事となりましたが

今回は、経年劣化によるものです。

個人のベランダにありますが

マンションの皆さんで使用されている排水管ですので

修膳費や積立金などからの工事となります。


2016年1月19日火曜日

給湯管ピンホール漏水



メンテナンスフリーは有り得ません。





フローリング作業前






フローリング開口後

給湯管被覆撤去漏水調査

銅管の切断






ピンホール漏水部分






溶接にて補修しました。






下階では天井からの漏水となります。






<築12位の建物です>


4枚目の写真を見てもらえば分かると思いますが

床下の空間がなくメンテナンスを考えられてない設計のようです。


今回の漏水は電飾によるものでした

2枚目の写真では配管と配管が離れていますが

配管を固定しているバンドのビス≪ネジ≫と配管(銅管)が

接触していたための事故でした。

もちろん、カバーで被覆はされていましたが

リモコン(温度センサー)がないタイプの為

お湯を出しますと蛇口混合栓の手前までは

60℃のお湯が通っているわけです。


キッチン、洗面などでシングルレバー等

吐水口では水と混合してきますので40℃ほどで出ますが

配管内では60℃のお湯が流れていますので

被覆もその温度で少し柔らかくなり

ビスと接していた被覆が段々と薄くなり

この様な事故に繋がりました。


今回の漏水はいわば施工不良の部類ですが

10年以上前の施工ですので・・・

運が悪かったとしか言いようがありませんでした。

ただ、下階の天井は保険適用でしたので不幸中の幸いです。



2016年1月18日月曜日

通気管からの漏水事故でした



最も座りの良い低い箇所で水が臨界点を待ちます。






お風呂からの通気管(スパイラル管)






廊下の先の排気口






玄関上通気管の中に水がたまり

ある時突然天井からの落水で連絡がありました。






今回浴槽側の配管からの漏水はなく玄関上からの漏水でしたが

これは、配管の勾配が関係しています。


水は低い方に流れますので

配管内の水も1ミリ単位で低い方に流れていき

その後、最も座りの良い低い箇所で水が臨界点を待ちます。




配管の繋目、継ぎ手等から耐えられなくなった時に



いざ落水と、あいなるわけです。




これは換気扇の作動時間に関係も深く

こちらのお宅では通気管がたまたま約10メートルと長い分

普通よりも長い時間、換気扇を回さなければなりませんでしたが

浴室内の湿気がなくなり少しして止められていたようです。


そんなことで~!!

と思われるでしょうが

これはどこの家庭にも起こり得る内容ですし

取分け寒い季節には要注意です。