そうは問屋が卸しません
<給水管も更新>
<漏水箇所(ガスメーターを外しての作業)>
<ガス屋さんにガス漏れがないかの確認をして頂いています>
<漏水していた配管(徹去材)>
都内でもお洒落でレトロ&アンティーク風に
リフォームとかリノベーションとかいって売り出される
古(いにしえ)物件がまだまだ残っておりますが
古さに付きまとう落とし穴に気付けるかどうかが
天下分け目となります。
建設省(現 国土交通省)の定義では・・・
☆ リノベーション=新築時の目論見とは違う次元に改修する(改修)
☆ リフォーム=新築時の目論みに近づく様に復元する(修繕)
となっていますが、リフォーム現場の実際は
この「修繕」の範囲が問題となっております。
当然ながら、上記の「新築時の目論み」には
目に見えない設備部分も入るはずですが
当方が確認できる範囲では100%ほどの確率で
“それ”っが成されておりません。
中古物件を安く手に入れDIYで費用を掛けずに
無難に済ませるなら後々の漏水リスクも
受け入れられるのかも知れませんが
きちんと内装まで仕立ててしまったあとでは
そうは問屋が卸しません。
また、もしもの保障部分に漏水事故等は
始めから含まれませんし
(*そもそもがこの部分の工事を発注していない)
仮に将来リスクに対しての説明責任と言っても
相手業者が内装専門ならそもそものお門違いとなります。
転ばぬ先の杖はたまたま転がっているようなものではなく
あなた自身が、しっかりと考えを持ち
そこからイメージを膨らませて
前もって対処をする覚悟からしか
手に入れる事が出来ません。
ましてやマンションオーナーデヴューの際には
あらかじめ最低限の知識が必要です。
→どこまでが自分の持ち物(専有部分)で
どこがそうでない(共有部分)のかとか
もしもの時の保険適用範囲は?etc…
この様に、必ず所有に対しての責任が伴うわけです。
例えリノベーション物件といいましても
古過ぎるマンションはお勧めできない理由は
どのような配管材が使われているのか分かりませんし
何処まで引き直しているのかも定かではない場合があるからです。
勿論、更新されているマンションやアパートもあると思いますが
オーナーさんとしてはあまり余計な経費は掛けたくないのも事実で
現状、異常がなければこの様に放置されがちです。
賃貸で住んでおられる方も
まさかこんな配管を通ってくる水を利用しているとは
夢にも思いませんね。
しかし、現実はこの様な事です。
住まわれる際には築年数も重要ですが
建物に(設備等を含む)きちんとメンテナンスの
お金を掛けられているのかどうかも重要だと思います。
宜しければこちらのYouTubeを再生し転ばぬ先の魔法の杖を
手に入れて下さい。
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