たかがパッキンされどパッキン
洗面台下
パッキン不良でこんなことになりました。
給湯側パッキンの経年劣化による漏水です。
給湯管のパッキンは、シートパッキンへ交換します。
ゴムパッキンの場合、お客様の使用状況によっても
異なりますが(使用頻度や使用温度等)
常時高温使用よってかなり早く劣化する事は否めません。
例えば湯沸かし器の設定温度を60度にしていた場合でも
シングルレバー等の蛇口
つまり吐水口では40度前後のお湯として使用するわけですが
給湯管側の配管内は給水と混ざる手前まで
約60度のお湯が流れてきていますし
勿論60度のお湯は触れないほどの熱さです。
そのお湯でゴムのパッキンが早く劣化してくるわけです。
仮に40度のお湯をし用意する場合
湯沸かし器のリモコンも40度使用できれば
給湯管を流れてくるお湯の温度も40度位ですので
無難と言えます。
しかしながら、生活現場でお客様に
念のため確認をしてみますと
このような内容を知りません
とういか、ほぼほぼ考えておられません。
ですので温度に左右されにくいシートパッキンがお勧めです。
更には給水管の場合はゴムパッキンがお勧めです。
フレキやメッキニップル等に対して弾力性に優れていますから
接地面の小さな傷や歪みにも対応でき
水漏れ事故のない施工が出来るわけです。
少し古くなったマンションでは
モンキーレンチを2つ使い
片方で固定
もう片方で回すように使用しましょう。
またパッキンを取り外した後は
繋ぎこむ前にフレキニップル、フレキ等の接地面が綺麗か
ゴミ、パッキン等の不純物はないか
(ある時はカッターナイフ等で綺麗に磨いてから)
確認後、適正なパッキンを使用しましょう。