2015年11月30日月曜日

温水器排水トラップ詰りによるオーバーブロウ漏水



温水器の通電時間は23時頃から






下階天井への漏水事故






温水器排水トラップ詰りによる漏水






温水器排水トラップ詰りによる漏水






温水器のある場所は

ある意味他の物を入れることのできないデットスペースで

普段は開け閉めのない扉の中にあります。

その為に何か事故が起って初めて

その扉の中を確認するのが常です。


温水器本体は、20年程で経年劣化するようで

排水トラップ詰りも概ね20年位で詰りの症状が出ますが

多少前後するものの、もしもご自宅で温水器をお使いの場合には

取り付け後何年たったのか?を

ある程度ご自覚いただくことが重要です。


古くなりますと温水器の定点確認も必要です


温水器の通電時間は23時頃からが多く

夜中からの漏水事故が多い事を

覚えておきましょう!!




2015年11月29日日曜日

トイレウォシュレットからの漏水



トイレのウォシュレットも消耗品です





ウォシュレット本体からの漏水事故現場です。


電気の配線をつたわり便器の淵から水が落ちて

トイレの廻りが水浸しに・・・






ウォシュレットは一見問題なく見えます。






ウォシュレットの側面はこんな感じです。







ライトの当て方でこの様に水の流れた跡が伺えます。


小さなお子さんがおられる場合

その子のおしっこで便器廻りが

濡れいるという事例もありますので状況確認が必要です。


10年位を境に本体交換をお勧めしておりますが

10年を過ぎての部品交換では、本体の経年劣化をまかないきれません。


潔く全トッカエが無難です。

どこまでも生活の現場を第一に考え

サポートをさせて頂いております。


2015年11月28日土曜日

水圧異常調査【水の出が悪い】



水圧異常調査






調査前






作業中配管内の異常みられず






減圧弁取り外し後の水量調査

異常なし

この事から減圧弁本体の異常と考えられます。

減圧弁は、10~15年位が寿命と考えられます。

劣化が来ると水圧が弱くなったり

逆に水圧が高くなったりします。


原因は減圧弁内部のバネや、ダイヤフラム【ゴムパッキン】の

経年劣化によるものです。

この場合、通常本体交換をお勧めしておます。












2015年11月27日金曜日

給水管の破損事例



都内でも給水管の破損






川崎市多摩区のマンション

凍結して配管が破損しました。






凍結して配管が破損しました。






凍結して配管が破損しました。






ものの見事な割れ方です。

東京、神奈川では、凍結して配管が破損しましたと

なかなか聞かなくなりましたが・・・

配管後の保温工事は必要ですね。


勿論破損した部分の交換はしましたが

お客様は保温工事はする必要が無いと

言われましたので出来ませんでした。


今後、凍結しないようにと祈るばかりです。




2015年11月26日木曜日

汚水枡調査【陥落物件】




大概が「青天の霹靂」状態に・・・






汚水枡はコンクリート製でした。

また配管は、塩ビ管です。

材質が違うためつなぎ部分の劣化が早く

10~15年程で、つなぎ部分【管口部分】に隙間が出来ます。

隙間が出来ますと、そこから排水の水が地中にながれます。

それが問題で、少量であれば、大したことはありませんが

年毎に少しずつ隙間が広がり、

水の漏れる量が多くなります。

そうなると大変です。流れた水が土台となっている

土や砂などと一緒に流れていき空洞になります。

そうなると、どうなるでしょうか?

どこぞのマンションじゃぁありませんが

宙に浮いたコンクリート枡は陥没(落)します。

そうなると、流れてきた便やティッシュが詰まり

何とそれらが一階のトイレから逆流したりします。


冗談では済ませれません。


1年に2~3件はトイレから溢れているようです。

実際その事故現場に伺ってみますと大概が

「青天の霹靂」状態でなんで我が家で???です。



今は、塩ビ枡が主流ですのでこのような事故も少なくなっています。






作業中にたまたま便が流れてきましたが

こんなことは日常茶飯事です。

応急処置で間に合わす場合と

状況次第では枡を壊し復旧工事となります。


2015年11月25日水曜日

共用給水管フレキシブル管漏水交換工事②



新品交換は気持ちのいいものです。






ステンレス製ボルト、取り外し作業中






ステンレス製ボルト、取り外し作業後






< 給水管内の図 >



今現在の配管はライニング鋼管を使われているので、

配管内は錆がなくなりました。

昔の配管は、白ガス管(鉄管)が使われていました。

古くなると、配管内はコブ(錆)だらけとなり

配管内を覗くと1メートル先も見えない有様でした。


日進月歩で良い製品が出てきていますので

生活の質も向上してきていると思います。






共用給水管フレキシブル菅交換後





2015年11月24日火曜日

共用給水管フレキシブル管漏水交換工事①



共用給水管フレキシブル管漏水交換工事






1階床下共用給水管フレキシブル管漏水交換工事






他社さんの仮補修、調査後の交換工事です






給水管フレキシブル管漏水箇所






給水管フレキシブル管漏水箇所






ステンレス製のボルトを外す作業です。



フレキの使用現場でのトラブルですが

統計的にはその60%が疲労による破損となり

残り40%位が腐食等となっております。


②へ続く



2015年11月23日月曜日

トイレサイホン管亀裂で水道料金がナント2倍の2万円に!【大掃除の注意点】編



ここのところ、水道料金が高めでは?






トイレロータンク内サイホン管の破損による水漏れです






新旧サイホン管






サイホン管撤去後






新規サイホン管取り付け後






ロータンク内水をためて漏れの確認






工事が無事終了です



トイレタリーパーツのサイホン管も劣化します。

トイレ掃除のついでにタンク内を掃除する必要性はありませんが
(そうそう汚れるものではありませんので。)

どうしてもやっぱり掃除!という場合には

サイホン管の根元で、折れてしまったり

亀裂が入ってしまったりしないよう優しく

お掃除をなさって下さい。


トイレ内には必ず引き込み口周辺に「元栓」があり

様々なタイプがありますがそう難しくなく締める事が出来ます。


そこを締めて、一端タンクのお水を流しますと

タンク内がカラとなり汚れの確認とお掃除がしやすくなります。


くれぐれも優しく、そして構造が不明なものには触らずに

お掃除をなさられるよう心がけましょう。




2015年11月22日日曜日

床下ピット内満水警報調査



ゲリラ豪雨など大雨が降った後には~





ハッチ取り外し作業






湧水槽満水の為、管理会社に警報が入りました。






排水ポンプがあるピットと湧水槽を繋ぐ排水口の穴が

あまりにも細い為、満水警報が出たようです。

ゲリラ豪雨など大雨が降った後には、

この様な事例があります。

排水ポンプが2台あっても、あまり意味をなさないようです。

何度も繰り返すようでしたら、排水口の改修工事が必要です。







2015年11月21日土曜日

給湯管漏水調査及び引き換え工事③



それが最前線、最先端、最現場主義






洗濯パン下配管を終了し床復旧作業後






ユニットバス取り出し金具取り付け後蛇口の普及作業






湯沸し器から新規配管






湯沸し器床開口部分の仮補修






畳下開口部分復旧作業






洗濯パン復旧作業



今回も給湯管引き換え工事を無事終了しました。


給湯管引き換え工事は問題の一部分のみも可能ですが

あとは安心をとるのか、それともお金が重要なのか?です。


今回のお客様は安心を取られました。

お客様の考え方は十人十色ありますので

こちらからも様々な角度からその内容をお話しした上で

お客様の考えと思いを

何より尊重して作業をしております。


それが最前線、最先端、最現場主義の

当社ポリシーです。

2015年11月20日金曜日

給湯管漏水調査及び引き換え工事②



イメージ通りに配管をしていきます!






キッチン下新規配管工事後






新規配管工事後






ユニットバス裏

新規配管工事後






洗面化粧台下

新規配管工事後

③へ続く





2015年11月19日木曜日

給湯管漏水調査及び引き換え工事①【準備】編



調査の段階でリ・デザイン!






洗濯パン下開口調査前

(洗濯パンを一時撤去します)






洗濯パン下開口調査中






開口調査

配管をし直せるかどうかを具体的にデザインします。

なるべく目立たないように埋設で臨めるように

何処に配管出来るのかが勝負です!


2015年11月18日水曜日

洗面化粧台下給湯管漏水事故【ピンホール漏水】編



兎に角、はけ口を求めて伝っていきます






洗面化粧台内点検口からの漏水調査






給湯管エルボピンホール漏水






給湯管漏水箇所撤去後






給湯管エルボピンホール漏水箇所(銅管)






新規配管交換後





水圧テスト中



ピンホール漏水って何!?

そう思われても仕方がありません。


一般的にはあまり知られていない訳ですが

これがクセ者で、古い給湯管の経年劣化による

水漏れを意味します。



ここ10年位は、ポリブデン管へ素材の変化がありましたが

その前の材料のメインに使われていたのが、銅管でした。


この材料は、熱伝導が良く、低コストで、作業性が良いため、

よく使われた材料です。

これが施工後、15~20年程で、ピンホール漏水を起こします。

使われる環境や使い方にもよりますが

このような事例が多々あります。


さて、ピンホールの由来はと言いますと

針先で突っついた程度のサイズのごく小さな穴の事。


そう大したことはないと考えられても仕方ありません・・・。


これが、床下や壁裏で

まるで水鉄砲か霧吹きのように起きます。


水の管、お湯の管は、常に水圧がかかっていますので、

一度漏れ出すと、止まることなく漏れ続けます。

1秒でコンクリートの床面が少し濡れる?くらいのものが

一分では、コップに三分の一程度となり

一時間なら、かなりの量になりますが

このお水が下階の天井から落ちてきます。


落ちてくる場所も様々で

兎に角、はけ口を求めて伝っていきますので

キッチン、浴室、トイレ洗面所、玄関の天井からだけではなく

押入れや、クローゼット、見えない所からの落水事故も数多くあります。


押入れならお布団や座布団など

クローゼットなら、鞄や洋服等大切なものが水まみれとなり

なかには、大切な写真、アルバム等様々な内容の被害が出ています。


そうなりますと、お金で解決できるものだけでは無さそうですが

この様な内容が日々何処かで現実に起こっております。


マンションは、特に注意が必要かも知れません。

リフォーム、リノベーション等を考えられている方は

是非、設備にも目を向けて下さい。