2015年11月26日木曜日

汚水枡調査【陥落物件】




大概が「青天の霹靂」状態に・・・






汚水枡はコンクリート製でした。

また配管は、塩ビ管です。

材質が違うためつなぎ部分の劣化が早く

10~15年程で、つなぎ部分【管口部分】に隙間が出来ます。

隙間が出来ますと、そこから排水の水が地中にながれます。

それが問題で、少量であれば、大したことはありませんが

年毎に少しずつ隙間が広がり、

水の漏れる量が多くなります。

そうなると大変です。流れた水が土台となっている

土や砂などと一緒に流れていき空洞になります。

そうなると、どうなるでしょうか?

どこぞのマンションじゃぁありませんが

宙に浮いたコンクリート枡は陥没(落)します。

そうなると、流れてきた便やティッシュが詰まり

何とそれらが一階のトイレから逆流したりします。


冗談では済ませれません。


1年に2~3件はトイレから溢れているようです。

実際その事故現場に伺ってみますと大概が

「青天の霹靂」状態でなんで我が家で???です。



今は、塩ビ枡が主流ですのでこのような事故も少なくなっています。






作業中にたまたま便が流れてきましたが

こんなことは日常茶飯事です。

応急処置で間に合わす場合と

状況次第では枡を壊し復旧工事となります。


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