排気管の長さに比例して
起こり得る漏水事例
この時期に起こりやすい事例です。
冬場お風呂を使うと湯気が出ますが
換気扇の使用時間は気にされておられますでしょうか?
なかには使用後に止めてしまう方もいらっしゃるようですが
浴室、ユニットバス等排気管の長いお宅(お風呂からベランダ、玄関まで)は要注意です。
その仕組みは至って単純で
湯気が排気される際 外の冷たい空気と触れ
また排気管(スパイラル管)が冷えきっている為
管の内側に結露(水滴)が出来ます。
1日2日では問題もあまりありませんが(スパイラル管はブリキ板の為錆びます)
1ヶ月2ヶ月と経つにつれて水滴が溜まってきます。
そして、これがお部屋内の天井裏に配管がされている場合
その繋ぎ目、継ぎ手等から落水し始めます。
何時落水するかも予想は尽きませんし
いざ落水するとなりますとそれは「急に起きてしまう」
という事になりますので扱いが厄介です。
ですので、換気扇を回す際 各お宅で差はありますが
2~3時間は換気扇を回してほしいところです。
浴室の裏がすぐ外壁のお宅は室内の湯気がなくなれば大丈夫ですが
通気管の中に溜まってしまった水はなかなかなくなりません。
お客様によっては24時間回しっぱなしというお宅もあるようです・・・。
共用廊下に落水している一例です。
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