給湯管漏水に因る被害状況まとめ
上階より天袋に落水した水がお布団の上に落ち
それを半年以上に渡り吸い込んでいた模様。
茶色い水は、一度天井の木材が、水を吸い
その色の着いたものが出てきたと考えられます。
天袋にあった物は、大切な想い出の品々だそう・・・。
水浸しになり、見るも無残な状況です。
それにしても、もう少し早めに気が付いていれば
ここまでひどくはなりませんでしたが
今となっては致し方ありません。
原因は、給湯管(銅管)による経年劣化によるものでした。
給湯管(銅管)の寿命は15~20年位ですので
それ以降はいつ何時、漏水事故が起きても不思議ではありません!!
あくまでも当社で漏水事故現場の平均的な年数ですが~
住まわれていらっしゃる建物は、築何年かご存知でしょうか?
自宅だけではなくよそ様の家(ほぼ下階)に
被害を出すことになる、これ等の設備には
加入が前提とはなりますが保険が適用される場合もあります。
しかし、その頼みの綱の保険も殆んどが
【被害を与えた部分のみ】となり
ご自宅の自爆部分に関しましては適用が難しい事もしばしばです。
マンションですと理事会の総意がものを言いますし
いざ、復旧工事となりますとその責任の所在は
【専有部分】なのか【共有部分】なのかで
大きく分かれる事にもなります。
もしも、保険適用外!ということになりますと
損害賠償でかなり多額な費用が必要になる場合もあるようです。
いざという時に蓄えがあればいいのですが
苦しい現実を目の当たりにしたこともあります。
水漏れは、自分にとっても相手にとってもいやな思いしか
残りません・・・。
『 転ばぬ先の魔法の杖はありません。』
だとすればどうするべきなのか!?
いつも目の届く部分は勿論の事
壁裏や床下や時には天井裏まで
普段目にしない
目に出来るわけもない
そんな部分に
大切に仕舞われている設備を
気にしながら
経年劣化という宿命に晒されて
漏水するのを今か今かと
待ち構える生活を送るのでしょうか!?
それも仕方がないと諦めるのは早すぎます。
年間1000件ベースの
事実に基づいた、知識と経験に裏付けされた
感性と確かな技術で
臨機応変に対応できる
水廻りの “目利き ”にお任せください。
現場ではよく「何でうちだけが~」と耳にしますが
それは、たまたまそういう順番だったとしか
言いようがありません。
今は被害者でも被害が発生する環境なのですから
何時、加害者側に変わるやも知れませんし
そのまた逆もしかりです。
水プロは住まわれる方々の
【家族軸】を大切にします。
年頃のお住まいに生活なさられているのでしたら
一度、水廻りの設備定期点検を
考えてみられては如何でしょうか?
人間ドックならぬ水設備ドックです。
お気軽にご連絡下さい。
なるべく漏水事故が起こる前に・・・。
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